以前の記事にも書きましたが、グリッドシステムを活用したロゴの効果を再確認してみましょう。
これから作るロゴに応用することで力強さ、安定性、洗練されたファーストインプレッションになるはずです。
ロゴのクオリティーを上げるためにグリッドのテンプレートの参考になる作品を紹介します。
こちらはコンストラクション・グリッドの中で定番の黄金比を使ったフォーマットです。
インドのニューデリーのデザイナー
Kanhaiya Sharmaが作成したロゴ
黄金比を解体し、3種類の円で『a』のシンボルを作ったもの
黄金比をグリッドにしてシンボルを作るとどうなるか?の最もシンプルな作例といえるでしょう。
ロゴデザインだけではなく、用途によって使用方法が変わるスタイルガイドも紹介します。
プロのロゴデザイナーは基本的にスタイルガイドを作ります。
オランダのデザイナーJeroen van Eerdenの作品
家を探す・売る・借りるの体験をデジタル化するために、シンガポール市場に特化した製品「Weevs」のロゴデザインとガイドライン。
位置と、繋がりをモチーフにしている。
電球であり、勝利を掴むイメージでもあり、
うまくまとめられた表現です。
斜線のグリッドと円形のグリッドを併用しています。
曲線の扱い方、作成方法が見事
リトアニアのアーティスト *Julius Seniūnas*の作品で、馬以外にもう一つシンボルが隠されているという秀逸なロゴデザイン。
馬の力、Horse + Powerという掛け合わせ、発想が最高ですね。
1:3:5:8というフィボナッチ数列を採用されたロゴ
数学の授業でおなじみかも知れませんね。
このロゴは世界一有名かもしれません。
まさかロゴを作る時に数学を扱うとは思わなかったのではないでしょうか?
かつての私もその一人でした。